電気代の補助は10月検針分で終わり|11月から増える額の計算

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電気代の補助は10月検針分で終わり|11月から増える額の計算

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当サイトは、金融サービスやポイントサイトの登録をご案内する際に、提携先から成果報酬を受け取ることがあります。ただしこの記事は電気・ガス料金の値引きの計算を扱うもので、本文・表・FAQのいずれにも広告リンクは置いていません。外部リンクとして置いたのは、経済産業省・資源エネルギー庁の支援事業のページだけ。
本記事の信頼性とお約束
値引きの期間と単価は、経済産業省・資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」の公式サイトを2026年10月5日に確認した内容です。表の使用量は計算のしかたを示すための仮の数字です。実際の請求額は、契約している電力会社・ガス会社の料金表や燃料費調整額で変わります。誤りを見つけた場合はご一報ください。確認のうえ、原則48時間以内に修正します。

電気・ガス・水道の光熱費をあらわすイラスト

夏のあいだ電気代が思ったより安かった。その値引き、いつまで続くのか分からないまま秋を迎えている。

2026年夏の電気・ガス料金の値引きは9月使用分までで、9月使用分は原則10月の検針で確定する請求に載ります。値引き額は使用量×単価で、9月使用分は電気(低圧)が1kWhあたり3.5円、都市ガスが1㎥あたり14.0円です。

検針票に書かれた使用量が350kWhなら、電気だけで1,225円。ガスを25㎥使っていれば350円が加わり、合計1,575円です。この額が、11月の検針で確定する請求からは差し引かれなくなります。

目次(クリックで該当セクションへ)
  1. 値引きはいつの使用分まで?
  2. 「9月使用分」は何月の請求に載る?
  3. 月ごとの値引き単価はいくら?
  4. 使用量別の早見表|11月から消える額
  5. 計算が合わないときに見る3つの点
  6. よくある質問(FAQ)
  7. 忙しい人向け 記事のまとめ

値引きはいつの使用分まで?

対象は2026年7月使用分から9月使用分までの3か月です。資源エネルギー庁の支援サイトによると、2026年5月25日の総理会見で、使用量が多くなる7月から9月に電気・ガス料金を支援する方針が示されました。中東情勢を受けて燃料の輸入価格が電気料金に反映されていく、という見立てが背景にあります。

10月使用分からは、今のところ値引きの単価が公表されていません。冬の支援が新たに決まれば話は変わりますが、10月5日時点で公式サイトに載っている期間は9月使用分までです。

出典 値引き実施期間 2026年7月使用分~9月使用分。7月使用分とは、原則としては、7月中の検針日から8月中の検針日までの使用に係る分を指します。 出典:経済産業省・資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」(https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/)

値引きを受けるための申請は要りません。電力会社・ガス会社が毎月の料金から使用量に応じて差し引く仕組みです。逆に言えば、終わるときも通知のはがきが来るとは限らないので、検針票の値引き欄で確かめるのが早道です。

博士、9月で終わりなら、10月に届く請求からもう高くなるんですか?
そこが勘違いしやすいところじゃ。「9月使用分」は暦の9月とは限らん。9月の検針日から10月の検針日までに使った分を指すから、値引きが最後に載るのは10月の検針で確定する請求なんじゃよ。

「9月使用分」は何月の請求に載る?

電気・ガスの料金は、検針日から次の検針日までをひと区切りにして計算されます。支援サイトの定義どおりに当てはめると、3か月分の値引きは次の順に請求へ反映されます。

使用分使った期間(原則)値引きが載る請求
7月使用分7月の検針日〜8月の検針日8月検針の請求
8月使用分8月の検針日〜9月の検針日9月検針の請求
9月使用分9月の検針日〜10月の検針日10月検針の請求(最後)
10月使用分10月の検針日〜11月の検針日11月検針の請求(値引きなし)

検針日は住んでいる地域や契約でばらばらです。たとえば検針日が毎月20日前後の家なら、9月20日〜10月19日ごろの使用分に最後の値引きが付きます。支払いはそのあとなので、口座から引き落とされるのが11月になる家も珍しくありません。「11月の引き落とし額までは安い、12月の引き落としから戻る」と覚えておけば、家計簿の上でずれないでしょう。

電力メーターのイラスト

月ごとの値引き単価はいくら?

単価は3か月とも同じではありません。暑さのピークに当たる8月使用分だけ、単価が上乗せされています。

区分7月使用分8月使用分9月使用分
電気・低圧(家庭)3.5円/kWh4.5円/kWh3.5円/kWh
電気・高圧(企業など)1.8円/kWh2.3円/kWh1.8円/kWh
都市ガス14.0円/㎥18.0円/㎥14.0円/㎥

都市ガスの対象は、家庭と年間契約量1,000万㎥未満の企業です。プロパンガス(LPガス)はこの支援の対象外と支援サイトに明記されています。プロパンの家は、そもそも夏の請求に値引きが入っていなかったことになります。

計算は単純で、検針票の使用量に表の単価を掛けるだけです。電気は「ご使用量 ○○kWh」、都市ガスは「ご使用量 ○○㎥」の欄を見ます。

8月分だけ単価が高いってことは、9月の請求がいちばん安かったのかも。
値引き額でいえばそうなりやすい。支援サイトの試算ツールも、8月は7月・9月より約2割多く使う前提で数字を出しておる。使用量も単価も両方高いから、8月使用分の値引きが3か月でいちばん大きくなるわけじゃ。

使用量別の早見表|11月から消える額

11月の検針で確定する請求から消えるのは、9月使用分と同じ量を使った場合の値引き額です。電気の使用量は仮の数字で置いています。

9月の電気使用量9月使用分の値引き(×3.5円)3か月の値引き合計(8月は2割増で試算)
200kWh700円2,480円
300kWh1,050円3,720円
400kWh1,400円4,960円
500kWh1,750円6,200円

3か月の合計は、7月と9月を同じ使用量、8月を2割増しとして計算しました。300kWhの行なら、7月1,050円+8月1,620円(360kWh×4.5円)+9月1,050円で3,720円です。

9月のガス使用量9月使用分の値引き(×14.0円)3か月の値引き合計(8月は2割増で試算)
20㎥280円992円
30㎥420円1,488円
40㎥560円1,984円

電気400kWh・ガス30㎥の家なら、11月の検針分から月1,820円ほど請求が戻る計算です。ここで出るのは「値引きが無くなる分」だけで、電気代そのものの値上がり・値下がりは含まれていません。

電気代の請求書のイラスト

計算が合わないときに見る3つの点

検針票の金額と、使用量×単価で出した値引き額がずれることがあります。確かめる場所は3つです。

1つ目。検針日がいつだったか。月の途中で引っ越したり契約を切り替えたりすると、9月使用分が短い期間で区切られます。使用量が少なければ値引きも小さくなるので、検針票の「ご使用期間」を先に見ます。

2つ目。燃料費調整額の欄。請求額は、基本料金・電力量料金に燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金を足し引きして決まります。値引きが消えた月に燃料費調整の単価も上がると、戻る額は早見表より大きく見えます。逆に下がっていれば、値引き終了の影響は目立ちにくいはず。燃料費調整の単価は、各社が毎月ホームページで公表しているものを使います。

3つ目。自分の会社が値引きを行っている事業者かどうか。支援サイトには値引きを行う事業者の一覧があります。新電力に切り替えている家は、一覧で自分の契約先を探しておくと安心です。

ガス代の請求書のイラスト

値引きについて、生年月日や住所、手数料を求める電話や、経済産業省をかたるメールが確認されていると支援サイトは注意を出しています。申請の手続きは要らないので、そうした連絡には応じず、支援事業の窓口へ相談するのが案内どおりの対応です。料金そのものを見直すなら、契約アンペアやプランの確認手順を電気代の節約ガイドにまとめています。

よくある質問(FAQ)

電気・ガスの値引きはいつの請求まで続きますか?
9月使用分までで、原則として10月の検針で確定する請求が最後です。根拠:資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」は値引き期間を2026年7月使用分〜9月使用分とし、7月使用分を「7月中の検針日から8月中の検針日まで」と定義しています。
9月に350kWh使った家の値引きはいくらですか?
350kWh×3.5円で1,225円です。都市ガスを25㎥使っていれば、25㎥×14.0円の350円が加わります。
プロパンガスも値引きされていましたか?
対象外です。支援サイトに、プロパンガスは今回の対象とならないと書かれています。都市ガスは家庭と年間契約量1,000万㎥未満の企業が対象です。
値引きを受けるのに申請は必要でしたか?
不要です。電力会社・ガス会社が使用量に応じて料金から差し引いています。申請を名目に個人情報や手数料を求める連絡には応じないよう、支援サイトが注意を出しています。
SUMMARY 忙しい人向け 記事のまとめ
  • 値引きは2026年7月使用分〜9月使用分の3か月
  • 9月使用分=9月の検針日〜10月の検針日。10月検針の請求が最後
  • 単価は電気(低圧)3.5円/kWh、都市ガス14.0円/㎥。8月使用分だけ4.5円・18.0円
  • 消える額=検針票の使用量×単価。350kWhなら1,225円
  • プロパンガスは対象外。申請は不要
  • ずれたら検針期間・燃料費調整額・契約先の3つを確認
検針票の使用量に3.5を掛けるだけなら、今夜できますね。
そうじゃ。出た数字を12月の引き落としから増える額として家計簿に先に書いておくと、届いたときに慌てずに済む。

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この記事の書き手

博士

博士(フクロウ博士) 著者

古風な口調で、初心者がつまずきやすい仕組みを噛み砕いて解説する。担当領域:FX・株式・税金・社会保険・ポイ活税務。

クルミ

クルミ 聞き手

オトクル編集部の20代ライター。投資・ポイ活未経験から、記事執筆を通じて知識を積み上げてきた読者代表。読者と同じ目線でつまずきポイントを言語化することを得意とする。担当領域:副業・ポイ活・クレカ・暮らしのお金。